日本国内有数のゴッホ・コレクションを収蔵するポーラ美術館にて、開館以来初となるフィンセント・ファン・ゴッホをテーマとした展覧会が、5月31日(土)より開催される。
ゴッホの絵画表現は、さまざまな時代や地域において大きなインパクトを残した。その独創的な描き方が模倣されただけではなく、劇的な生涯を過ごしながら絵画制作にその身を捧げた画家としての歩み、すなわちゴッホの「パッション(情熱/受難)」は、芸術や文化の分野にさまざまな影響を及ぼしている。
ゴッホの作品とともに、その影響を受けた芸術家たちの作品を展示し、そのインパクトを検証しながら、鑑賞者の心をゆさぶるゴッホの作品に備わる魅力に迫る。
フィンセント・ファン・ゴッホ《ヴィゲラ運河にかかるグレーズ橋》1888年、ポーラ美術館
中村彝《向日葵》1923年(大正12)、石橋財団アーティゾン美術館
森村泰昌《肖像(ゴッホ)》1985年(昭和60)、ポーラ美術館
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「ゴッホ・インパクト─生成する情熱」
会期:2025年5月31日(土)~11月30日(日)会期中無休
会場:ポーラ美術館
住所:神奈川県⾜柄下郡箱根町仙⽯原⼩塚⼭ 1285
公式ウェブサイト:https://www.polamuseum.or.jp/