印象派誕生150周年、『クロード・モネ 旅のための作品集』

『クロード・モネ 旅のための作品集』は、モネが描いた風景を、旅しているかのごとく楽しめる作品集だ。

1874年4月、パリで第1回印象派展が開かれてから今年で150年。本書は、その印象派の巨匠モネが訪れ、芸術として結実させた、フランスを中心とするヨーロッパの風景画作品、計117点を、「ノルマンディーとブルターニュ」、「地中海」、「ジヴェルニー」等、エリア別に紹介する。

著者の岩崎余帆子(いわさき・よおこ)は、公益財団法人ポーラ美術振興財団ポーラ美術館学芸課長。東京藝術大学大学院修了。専門は19世紀のフランス美術で、 おもな担当展覧会に「ドガ、ダリ、シャガールのバレエ―美術の身体表現」(2006-07年)、「モネと画家たちの旅―フランス風景画紀行」(2007-08年)、「モネ、風景をみる眼―19世紀フランス風景画の革新」(2013年)など。


「クロード・モネ 旅のための作品集」

著著:岩崎余帆子
発行元:東京美術

この記事を共有する