フランスで発売わずか1年、累計56万部を超えたベストセラー『だれも教えてくれなかった エネルギー問題と気候変動の本当の話』

2018年夏のフランス・パリの熱波をきっかけに、フランスの人気漫画家クリストフ・ブランが気候変動に関心を持ち、エネルギーコンサルタントのジャン=マルク・ジャンコヴィシに連絡をとったことから本書の制作はスタート。そして、発売からわずか1年で、累計56万部を超えるベストセラーになった。

取り上げるエネルギーは木材、石炭、石油、シェルオイル、天然ガス、太陽光、風力、原子力、水力からバイオマスまで。各エネルギーの歴史や問題点、各国の対応などについて、漫画家が専門家から学んでいく形でストーリーが進む。

エネルギーをアイアンマンに喩えたり、地球を擬人化して描くなど、マンガによるユーモア溢れる表現を用いながら、2人は各環境問題の解決手段から未来への道筋までを、機知に富んだ議論から導き出していく。

著者
ジャン=マルク・ジャンコヴィシ (Jean-Marc Jancovici)
1962年生。エンジニアリング・コンサルタント、エネルギーと気候の専門家。環境エネルギー管理庁(ADEME)で環境問題施策に取り組んだ後、経済学者アラン・グランジャンとコンサルティングファームCarbone4 を設立。エネルギーと気候変動の問題に関する啓発活動を行なっている。

クリストフ・ブラン (Christophe Blain)
1970年生。漫画家。ヨーロッパ最大級のグラフィックノベルの祭典として知られるアングレーム国際映画祭で最優秀グラフィックノベル賞を 2度受賞。著書に『Isaac le pirate』『Quai d’Orsay』など。

日本語版監訳者
古舘恒介 (ふるたち・こうすけ)
『エネルギーをめぐる旅――文明の歴史と私たちの未来』(英治出版)の著作を持つエネルギー問題研究者。訳書にロバート・ブライス『パワー・ハングリー――現実を直視して エネルギー問題を考える』(英治出版)がある。 JX 石油開発(株)に在籍。


だれも教えてくれなかった エネルギー問題と気候変動の本当の話

発行:河出書房新社

この記事を共有する