9月29日より公開『ジャンポール・ゴルチエのファッション狂騒劇』

© CANAL+ / CAPA 2018

フランス人ファッションデザイナー、ジャンポール・ゴルチエの半生を描いたミュージカル「ファッション・フリーク・ショー」の舞台裏に密着した、ドキュメンタリー映画『ジャンポール・ゴルチエのファッション狂騒劇』が、9月29日(金)より日本公開される。

ミュージカル「ファッション・フリーク・ショー」は、2018年パリで初演、その後ロンドン公演を経て、2023年には東京・大阪の上演でアジア初上陸を果たし、全世界35万人の観客を熱狂の渦に巻き込んだ。
その企画・脚本・演出を手掛けたのが、ジャンポール・ゴルチエ本人だ。
ステージでは、ゴルチエの絢爛豪華なオートクチュールで着飾ったダンサーが踊り狂い、パリコレで発表されたゴルチエの名作が続々と登場し、舞台美術もスペクタクルかつファッショナブルだ。
ショーミュージックも1970、80年代を代表するナイル・ロジャース、マドンナ、デヴィッド・ボウイ、ボーイ・ジョージらの名曲をゴルチエ自らがチューンしたという。

本作はそのミュージカル「ファッション・フリーク・ショー」の企画からプレミアまでの様子をゴルチエと彼を取り巻くクリエーターたちへのインタビューなどを交えて追う。
デザイナーを志すこととなった幼少期の体験から、異端児としての苦悩や迷い、オートクチュールに対する執念、アイコンデザインが生まれたエピソード、ビジネスパートナーでもあった最愛の人との出会いと死まで、激動の半生がゴルチエ自身の口から語られる。


© CANAL+ / CAPA 2018


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一流ファッションデザイナーというと、ワガママだったり、傲慢なイメージを持たれがちだが、ゴルチエは気さくな性格で、常に一緒に仕事をする人を尊重する姿勢を忘れない。

ゴルチエのファッションデザイナーとしての華やかな人生、そしてゴルチエ本人の素晴らしい人間性がよく分かる良質のドキュメンタリー映画だ。

監督:ヤン・レノレ
出演:ジャンポール・ゴルチエ、マドンナ、カトリーヌ・ドヌーヴ、ロッシ・デ・パルマ、ナイル・ロジャース、マリオン・コティヤール

9月29日(金)より、ヒューマントラストシネマ有楽町、ヒューマントラストシネマ渋谷、シネ・リーブル池袋、シネマカリテほか全国公開

公式HP: https://gaultier-movie.jp/


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2018/フランス /フランス語・英語・スペイン語 /96分 /原題:Jean Paul Gaultier: Freak & Chic /字幕翻訳:宮坂愛
配給:キノフィルムズ

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