新国立劇場にて、パリの屋根裏に灯った恋~プッチーニの『ラ・ボエーム』を大野和士指揮で上演

『ラ・ボエーム』2020年公演より 撮影:寺司正彦

新国立劇場で、開場25周年シーズンの締め括りに、プッチーニの永遠の青春オペラ『ラ・ボエーム』が、大野和士指揮で上演される。
『ラ・ボエーム』はパリを舞台に、詩人ロドルフォとお針子ミミの儚い愛、そして明日の成功を夢見る若き芸術家たちの貧しくも自由な生活を描いたラブストーリー。パリの町を俯瞰するような粟國淳演出の舞台は、豪華にして繊細で、愛と喪失の物語を映画のように描き出す。


『ラ・ボエーム』2020年公演より 撮影:寺司正彦

ヒロインのミミ役にはヨーロッパで活躍し、ボローニャ歌劇場での同役も絶賛されたアレッサンドラ・マリアネッリ、恋人ロドルフォにはメトロポリタン歌劇場やウィーン国立歌劇場などで活躍中のスティーヴン・コステロが扮する。
指揮は、若き日に名指揮者ジュゼッペ・パタネーの薫陶を受け、「これ以上ない純愛物語」と『ラ・ボエーム』を心から愛する新国立劇場オペラ芸術監督の大野和士が、「新しい時代の狼煙を上げたい」と自ら当たる。


『ラ・ボエーム』出演者 上段左からA.マリアネッリ、S.コステロ、須藤慎吾、V.マストランジェロ、 駒田敏章、F.レオーネ、大野和士

【公演日程】2023年6月28日(水)19:00/30日(金)14:00/7月2日(日)14:00/5日(水)14:00/8日(土)14:00
【会場】新国立劇場 オペラパレス
【スタッフ・出演】指揮:大野和士/演出:粟國淳/ミミ:アレッサンドラ・マリアネッリ、ロドルフォ:スティーヴン・コステロ、マルチェッロ:須藤慎吾、ムゼッタ:ヴァレンティーナ・マストランジェロ、ショナール:駒田敏章、コッリーネ:フランチェスコ・レオーネ ほか/管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団

https://www.nntt.jac.go.jp/opera/laboheme/


新国立劇場 オペラパレス

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