ソフィー・マルソー主演、フランソワ・オゾン監督新作『すべてうまくいきますように』

© 2020 MANDARIN PRODUCTION–FOZ–France 2 CINEMA–PLAYTIME PRODUCTION SCOPE PICTURES

芸術や美食を楽しみ、ユーモアと好奇心にあふれ、人生を愛していた84歳の父アンドレが、突然、安楽死を願う。脳卒中で倒れたことがきっかけだが、治療の甲斐あって順調に回復しているにも関わらず、娘のエマニュエルに人生を終わらせる手伝いをしてほしいと頼んだのである。エマニュエルは妹パスカルと相談し、父の気が変わることを望みながらも、スイスの合法的に安楽死を支援する協会とコンタクトを取る。二人の娘は戸惑い、葛藤しながらも父の願いを叶えようとする・・。

重いテーマにも関わらず、フランソワ・オゾン監督ならではの、サスペンス調で同時にユーモアも感じられる作品だ。
アラ還になってもチャーミングなソフィー・マルソー、フランス映画界の重鎮アンドレ・デュソリエ、そしてシャーロット・ランプリングとハンナ・シグラの二人の大女優が脇を固めるという贅沢なキャスティングも見応えあり。

2/3(金)から ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館、Bunkamura ル・シネマ 他公開

公式HP:ewf-movie.jp

監督・脚本: フランソワ・オゾン
出演: ソフィー・マルソー、 アンドレ・デュソリエ、ジェラルディーヌ・ペラス シャーロット・ランプリング、ハンナ・シグラ

原題 Tout s’est bien passé/ 2021年製作フランス・ベルギー/ フランス語・ドイツ語・英語/ 113 分
配給:キノフィルムズ

この記事を共有する