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舞台は、ネオンきらめき、銃声轟き、毎夜、血の雨が降るクライム・シティ。
主人公のサマンサ=サムは格闘技と銃火器の扱いに通じた腕利きの殺し屋だ。ある日、自分が殺したターゲットの娘8 才のエミリーを助けるために組織を裏切ることに。同じく殺し屋だった母に子どもの頃に捨てられた自分を重ね合わせたのだ。幼いエミリーの助けを借りながら追っ手を次々と血祭りに上げていくさなか、サムは母親スカーレットと再会し、その失踪の理由を聞かされる。三人は深夜の 「図書館」に飛びこむが、そこは殺し屋御用達の武器庫で、3人の女性図書館員はかつての母の同志で、名うての殺し屋だった。
女たちは知恵と力を結集し、悪の組織に立ち向かう・・。
監督・脚本のナヴォット・パプシャド『オオカミは嘘をつく』(2013)が、クエンテ ィン・タランティーノから「本年度最高傑作」と絶賛され、注目を集めた鬼才だ。アクション映画オタクを自認するパプシャドは、本作で、セルジオ・レオーネ、サム・ペキン パー、ジャッキー・チェン、ジョン・ウーからタランティーノに至るアクション映画の巨匠たちが描いた数々の名場面を自在にアレンジしている。
アクションシーンのバックに流れるジャニス・ジョプリン、フランスギャル、アニマルズなどのナンバーも懐かしい。
出演：カレン・ギラン、レナ・ヘディ、カーラ・グギーノ、ミシェル・ヨー、アンジェラ・バセット、ポール・ジアマッティ
3月18日（金）、TOHOシネマズ シャンテほか全国ロードショー。
公式HP https://www.gpms-movie.jp
2021年｜仏・独・米合作｜英語｜114分
配給：キノフィルムズ