東京都美術館にて、「印象派 モネからアメリカへ ウスター美術館 所蔵」

チャイルド・ハッサム《花摘み、フランス式庭園にて》1888年 油彩、カンヴァス ウスター美術館
Theodore T. and Mary G. Ellis Collection, 1940.87/Image courtesy of the Worcester Art Museum

第1回印象派展から150周年を迎える今年、印象派がヨーロッパやアメリカへもたらした衝撃と影響をたどる展覧会「印象派 モネからアメリカへ ウスター美術館所蔵」が、東京都美術館にて、1月27日から開催される。

アメリカ・ボストン近郊に位置するウスター美術館は、1898年の開館当初から印象派の作品を積極的に収集し、1910年にはモネの《睡蓮》を美術館として世界で初めて購入したことで知られる。

クロード・モネ《睡蓮》1908年 油彩、カンヴァス ウスター美術館
Museum Purchase, 1910.26/Image courtesy of the Worcester Art Museum

本展は、ウスター美術館の珠玉の印象派コレクションを紹介する、日本で初めての機会となり、そのコレクションを中心に、モネやルノワールなどのフランス印象派やアメリカ印象派を代表するハッサムなどの油彩画約70点を展示。そのほか、クールベ、コロー、シスレー、ピサロ、カサット、サージェント、ホーマー、セザンヌ、シニャックら40人以上の画家の作品が集結する。

また、フランスで生まれた印象派が、海を越えて広がり、アメリカ各地で独自に展開した“アメリカ印象派”の知られざる魅力を知る機会となるだろう。

ジャン=バティスト=カミーユ・コロー《ヴィル=ダヴレーの牧歌的な場所――池畔の釣り人》1865-70年 油彩、カンヴァス ウスター美術館
Bequest of Mrs. Charlotte E.W. Buffington, 1935.45/Image courtesy of the Worcester Art Museum

メアリー・カサット《裸の赤ん坊を抱くレーヌ・ルフェーヴル(母と子)》1902-03年 油彩、カンヴァス ウスター美術館
Museum Purchase, 1909.15/Image courtesy of the Worcester Art Museum

This exhibition was organized by the Worcester Art Museum

会場:東京都美術館(東京都台東区上野公園8-36)企画展示室
会期:2024年1月27日(土)~ 4月7日(日)
開室時間:9:30-17:30
金曜日は20:00まで(入室は閉室の30分前まで)
休室日:月曜日、2月13日(火)
※ただし2月12日(月・休)、3月11日(月)、3月25日(月)は開室

公式HP: https://worcester2024.jp

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