ポーラ美術館にて、「フジタ ― 色彩への旅」展 と「モネ-光のなかに」展

マドレーヌ・ルクー《フジタの肖像》1931年 メゾン=アトリエ・フジタ

箱根町のポーラ美術館にて、4 月 17 日から「フジタ ― 色彩への旅」 展 と「モネ-光のなかに」展が同時開催される。

1913年、26 歳で渡仏したレオナール·フジタ(藤田嗣治、1886-1968) は、旅先で目にした風景や人物、異国の歴史や風俗などに創作のインスピレーションを求めた。1920 年代にパリの女性をモデルに「乳白色の肌」を完成させ、パリ画壇の寵児となり、その後は、旅によって新たなモティーフや群像表現のための構図と、色彩豊かな表現手法を開拓していく。
本展では、フジタの旅とそれにともなう色彩の変遷に焦点をあて、フジタの生涯の旅路と画業の展開を紹介する。

会 期:2021年4月17日(土)〜2021年9月5日(日) 会期中無休
出品点数:約220点 (会期中に展示替えあり)

開館時間:9:00〜17:00(最終入館は 16:30)


同館は、印象派を代表する画家クロード・モネの作品を 19 点収蔵(国内最多)しており、本展示では、《ルーアン大聖堂》(1892 年)や《睡蓮の池》 (1899 年)など、コレクションから 11 点の名品が紹介される。
気鋭の建築家・中山英之がデザインを手掛ける斬新な展示空間のなかで、モネ作品の新たな魅力に迫る試みだ。

会 期:2021 年 4 月 17 日(土)〜2022 年3月 30 日(水)
※2021 年 9 月 6 日(月)-9 月 10 日(金)は展示替えのため休館
出品点数:11 点

クロード・モネ 《ルーアン大聖堂》 1892 年 ポーラ美術館
クロード・モネ 《睡蓮の池》 1899 年 ポーラ美術館

ポーラ美術館
神奈川県足柄下郡箱根町仙石原小塚山 1285
https://www.polamuseum.or.jp

入館料
:大人 1,800 円、シニア割引(65 歳以上)1,600 円(他の割引との併用不可) 大学・高校生 1,300 円、中学生以下 無料
※団体15名様以上割引

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