ベルエポック時代のパリを描いた、フランス人監督によるアニメーション映画「ディリリとパリの時間旅行」

© 2018 NORD-OUEST FILMS – STUDIO O – ARTE FRANCE CINEMA – MARS FILMS – WILD BUNCH – MAC GUFF LIGNE – ARTEMIS PRODUCTIONS – SENATOR FILM PRODUKTION

19世紀末から20世紀初頭の華やかなりし時代、ベルエポックのパリを舞台にしたアニメーション映画「ディリリとパリの時間旅行」( 「Dilili à Paris」) が日本で公開される。

ニューカレドニアからやってきた小さな女の子ディリリと、偶然出会った配達人のオレルが、パリで頻発する少女誘拐事件に巻き込まれるが、ピカソやロートレック、サラ・ベルナールの助けを借りながら、誘拐犯人の謎の集団に立ち向かうというストーリー。
夕暮れのヴァンドーム広場、着飾った人々の集うオペラ座、チュイルリー公園や凱旋門など美しいパリの風景が描かれるが、これは監督自身が4年間撮りためた写真をもとに作られたという。ムーラン・ルージュやアイリッシュ・アメリカン・バーでの自由で洒脱な雰囲気は当時にタイムトリップしたかのような気分にさせられる。
2018年アヌシー国際アニメーション映画祭オープニング作品、第44回セザール賞(仏アカデミー賞)最優秀アニメ作品賞受賞。

監督はフランスアニメーション界の巨匠ミッシェル・オスロ(『キリクと魔女』1998年作など)。
ディリリの吹き替えは新津ちせ 、オレルは斎藤工が担当する。

8月24日(土)よりYEBISU GARDEN CINEMA 他全国順次ロードショー。


(フランス・ドイツ・ベルギー合作/2018年/94分/配給:チャイルド・フィルム)

https://child-film.com/dilili/

この記事を共有する